2016年の公開から日本映画史に残る大ヒットを記録し、国内外で今なお根強い人気を誇る新海誠監督のアニメーション映画『君の名は。』。田舎町に暮らす女子高校生・宮水三葉と、東京で暮らす男子高校生・立花瀧の身体が「夢」を通じて入れ替わる奇妙な現象を発端に、予測不能な運命の歯車が回り出すストーリーは、圧倒的な映像美と音楽とともに多くの観客を魅了しました。
本記事では、物語の軸となる主要キャラクターから、物語を深く彩る個性豊かな周囲の登場人物まで、プロフィールや人間関係、豪華声優キャストの情報をわかりやすく解説します。
『君の名は。』主要キャラクターと声優キャスト一覧表

まずは、物語の中心を担う主要キャラクターと、それぞれの声を担当した豪華キャストの情報を一覧で整理します。アニメーションならではの繊細な表情や感情の機微を、声優陣がどのように表現したのかを確認していきましょう。
| キャラクター名 | 担当声優 | 主な特徴・役割 |
|---|---|---|
| 立花 瀧(たちばなたき) | 神木隆之介 | 東京の高校に通う男子高校生。建築や美術に関心があり、三葉と入れ替わる。 |
| 宮水 三葉(みやみづみつは) | 上白石萌音 | 飛騨地方の田舎町・糸守町に暮らす女子高校生。神社の一人娘。 |
| 奥寺 恵(おくでらめぐみ) | 長澤まさみ | 瀧がアルバイトするイタリアンレストランの先輩。瀧の憧れの存在。 |
| 勅使河原 克彦(てしがわらかつひこ) | 成田凌 | 三葉の同級生。建設業の息子で、機械や爆破に詳しい。 |
| 名取 早耶香(なとりさやか) | 悠木碧 | 三葉の親友。放送部所属で、冷静かつ現実的な性格。 |
| 藤井 克司(ふじいかつし) | 島﨑信長 | 瀧の友人。落ち着いた性格で、瀧の恋心を茶化しつつも支える。 |
| 高木 真太(たかぎしんた) | 石川界人 | 瀧の友人。大柄でスポーツマン気質なムードメーカー。 |
| 宮水 四葉(みやみづよつは) | 谷花音 | 三葉の妹。しっかり者で、姉の奇妙な行動を冷ややかに見守る。 |
| 宮水 一葉(みやみづいちよう) | 市原悦子 | 三葉と四葉の祖母。宮水神社の神主として町の伝統を守る。 |
物語の軸を担うダブル主人公:立花瀧と宮水三葉
『君の名は。』の最大の魅力は、ライフスタイルも住む環境も全く異なる2人の主人公が織りなすドラマです。それぞれのバックグラウンドを見ていきます。
立花瀧(CV:神木隆之介)は、東京の都立高校に通う男子高校生です。日々の生活では父親と2人で暮らしており、都市部での友人と楽しく過ごしながら、イタリアンレストランでのアルバイトに勤しんでいます。建築や美術への関心が強く、将来の進路について漠然とした思いを抱えています。ひょんなことから三葉と身体が入れ替わるようになると、最初は戸惑いながらも、彼女の生活圏の人間関係やトラブルに巻き込まれ、次第に強い絆で結ばれていきます。
宮水三葉(CV:上白石萌音)は、山深い田舎町・糸守町に暮らす女子高校生です。代々続く宮水神社の神主である家系に生まれ、神社の伝統行事である「口噛み酒」作りや神楽の舞を担うことに強い反発と退屈を感じています。「来世は東京のイケメン男子にしてくれ!」と田舎暮らしへの鬱屈した思いを叫ぶ中、瀧との入れ替わりが突如として始まります。都会的な瀧の身体を通して憧れの東京を満喫する一方で、彼女自身が持つ家族の事情や町の運命が、物語の大きなうねりへと繋がっていきます。
瀧の日常を彩る友人たちと憧れの存在
東京での生活を描く上で欠かせないのが、瀧の周囲にいる友人たちやアルバイト先の先輩です。
奥寺先輩(CV:長澤まさみ)は、瀧がアルバイトするカフェレストランの同僚であり、女子高生・大学生の間で憧れの的となっている美しい女性です。瀧にとっては淡い恋心を抱く相手であり、物語の後半ではデートを重ねるなど重要なポジションを担います。大人の女性としての包容力と、時折見せる年相応のチャーミングさが魅力です。
また、瀧のクラスメイトである藤井克司(CV:島﨑信長)と高木真太(CV:石川界人)は、都会の高校生らしい軽妙なやり取りで瀧を支えます。特に、身体が入れ替わって前向きになり、少し雰囲気が変わった瀧の変化に驚きつつも、親友として行動を共にする頼もしい存在です。
糸守町で三葉を支える家族と親友たち
一方の舞台である糸守町では、伝統と人間関係が濃厚に絡み合うコミュニティが描かれています。
宮水一葉(CV:市原悦子)は、三葉と四葉の祖母であり、宮水神社の最高権威です。「組紐」に込められた意味や、代々受け継がれてきた「結び」の概念について説く、物語の核心に迫る重要なキャラクターです。落ち着いた語り口の中に、深い洞察力と優しさが宿っています。
妹の宮水四葉(CV:谷花音)は、小学生ながら非常に現実的でしっかりとした性格です。入れ替わったことで普段と違う行動をとる三葉を「お姉ちゃん、最近変だよ」と鋭く観察しています。
加えて、三葉の同級生である勅使河原克彦(CV:成田凌)と名取早耶香(CV:悠木碧)は、糸守町での生活を共にする親友です。テシガワラ(愛称)は建設会社の息子としての技術や知識を活かして物語の後半で大きな役割を果たし、サヤカは放送部としての冷静な視点を持ちながらも、友人への強い思いやりを見せます。
これらのキャラクターたちがそれぞれの役割を果たし、ただの入れ替わりラブストーリーにとどまらない、壮大なドラマを生み出しています。
【君の名はキャラ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:立花瀧と宮水三葉の年齢設定は何歳ですか?
A1:物語の序盤(入れ替わりが始まった時点)では、2人とも高校2年生(17歳)の設定です。物語の終盤では時系列が変化し、大人になった姿も描かれています。
Q2:奥寺先輩と瀧はその後どうなるのですか?
A2:作中のデートを経て、奥寺先輩は瀧の心の中に別の存在(三葉)がいることに気づき、恋人関係には発展しません。しかし、大人になった後の再会シーンでは、瀧の成長を温かく見守る良き理解者として描かれています。
Q3:キャラクターデザインを担当したのは誰ですか?
A3:キャラクターデザインは、アニメーターの田中将賀さんが担当しました。『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』などでも知られる繊細で表情豊かな作風が、登場人物たちの感情をリアルに伝えています。
『君の名は。』に登場するキャラクターたちは、単なる記号的な役割ではなく、それぞれの日常、悩み、そして運命の出会いを経て成長する姿が非常にリアルに描かれています。東京と飛騨という異なる場所で暮らす若者たちが、「結び」というテーマのもとに引き寄せられていく過程は、何度見返しても新しい発見があります。
今回紹介したプロフィールや人間関係、豪華な声優陣の演技に注目しながらもう一度作品に触れることで、新海誠監督が描いた緻密な世界観と感動をより一層深く味わうことができるでしょう。